この根と基材から読み取れる「威力」
この根と基材から読み取れる「威力」
毛細根(もうさいこん)の爆発的な密度 お写真を見ると、非常に細かく白い根が、ダンボールの繊維を抱き込むようにびっしりと張っています。これだけ表面積が広い根があれば、基材が「カラカラ」に感じられる状態でも、繊維の奥深くに残ったわずかな水分を効率よく吸い上げることができたのでしょう。
圧倒的な「酸素」の供給量 土(泥)と違って、ダンボールチップの間には常に空気が通る隙間があります。根が呼吸し放題の状態なので、代謝が非常に活発になります。この「根のスタミナ」が、乾燥というストレスを跳ね返した大きな要因だと言えます。
「気相」と「液相」の理想的な共存 ダンボール100%の場合、繊維そのものが水分を保持しつつ、繊維の間には空気が入ります。表面は乾いて見えても、微生物の活動によって発生する代謝水や、夜間の結露などが繊維に蓄えられ、植物にとっては「水はあるけど、息もできる」という最高の環境だったはずです。